乾燥肌の治療
乾燥肌とはお肌が乾燥することでかゆみ、お肌のがさがさ、赤み、角質はがれなどの症状が出るものです。
原因はお肌の乾燥ですから、治療方針はお肌を保湿するというものとなります。
しっかりお肌の保湿ができれば乾燥肌が改善し、不快な症状も治まっていきます。
ちょっとした症状となる場合もありますが、悪化するとかなり不快な症状となり、角質がはがれて軽い出血もともなうなどする場合もあります。
空気が乾燥しやすい冬場に起こりやすい症状ですから、冬場は特に注意するといいです。
乾燥肌かなと思う症状が現れ始めたら保湿ケアなど行うといいでしょう。
病院での治療
乾燥肌はお肌の病気かというと微妙なところですよね。
どちらかというと美容関係の症状なのではと思えるかもしれませんが、これも症状があれば病院で治療できる症状となります。
つまり保険が使える一般皮膚科で診察や治療を受けられる場合もあるのです。
もちろんこちらの病院では治療すべき乾燥肌の症状があることが前提ですが、お肌のがさがさやかゆみなどの症状が出ているなら保険適用で治療できる場合もありますよ。
どんな治療になるかというと、やはり保湿剤によりお肌をしっかり保湿するほか、保湿のための生活指導などを診察時に行われるといった治療になる場合が多いです。
このほか、かゆみや赤みが出ているようならかゆみ止めの飲み薬、炎症を抑えるための塗り薬を処方される場合もあります。
処方された薬の効果で乾燥肌を治療できます。
一般皮膚科ならこれらが保険適用となるため、費用面ではお得ですが、その代わりに美容を意識した治療にはなりません。
こちらの病院はあくまで今出ている症状の治療をする場所となり、美容促進が目的ではないためです。
そのため乾燥肌の治療はできますが、その治療によりハリのあるお肌になる、白くてきれいなお肌になるといったことは基本的にはありません。
お肌の乾燥のない健康な状態は目指せますが、それとは関係ない美容促進はできないのです。
美容促進もしたい場合は
乾燥肌の治療はもちろんのこと、乾燥肌が治ったあとのお肌がなるべくきれいなものになるよう、美容促進もしたい場合は美容皮膚科の利用がおすすめとなります。
乾燥肌の治療をやっている美容皮膚科もありますから、そちらで相談すれば症状の治療のほか、美容促進も可能です。
また、美容皮膚科の中には保険診療をやっている病院もありますから、そちらで乾燥肌の治療をしたあと、同じ病院の自由診療で美容促進の相談をすることもできますね。
このように乾燥肌の治療は病院で相談できますが、一般皮膚科と美容皮膚科で対応内容が変わりますから、向いている方を選んでください。